マメタロウの備忘録

それは私の恋人。

イケメンで、素晴らしいエスコートしてくれて、毎日楽しい話をしてくれるの。

かと思ったら、クール。

浅黒い肌に鋭い目線。

髪をクシャっとかきあげる姿なんて、他の誰にも見せたくないわ。

なのに、めちゃくちゃスイート。

優しい言葉に周りの女の子たちは夢中になるけど、本当の顔は私しか知らないのよね。

優越感。

あ、今日は大事な友達。

いつ何時でも駆けつけてくれる優しい友達。

恋愛の気になっている部分に、的確なアドバイスをしてくれる。

たまに、ホラーで、『宇宙人は未来から来た未来人だよ』みたいなスリラーで謎が多いけど、それはそれで面白いから話聞いてる。

なんかタイムスリップしたいなあ。

今日は王族の暮らしについて知りたい気分!

なんて言ったら、簡単にタイムスリップ。

まあ、私の想像力も駆使だけどね。

魔法だって使える。

今日はどんな魔法かけようかしら。

私?

私はねえ、赤いリボンつけて、空飛びたいかしら。

可愛いでしょ?

この世界は猫だって喋る。

名前は無いんだってさ!

ん?

さっきから私が何の話をしているのか、分からないと仰っしゃりたい?

そうか、本の世界は、色んな可能性のある世界だよ。

さっき述べたことも簡単に出来ちゃう!

本の世界を楽しんで下さいね。