不倫、それは峠の茶屋に似ている

一条ゆかり著です。

内容はエッセイなんですが、指南書というのか、これからの人生設計をする時に、そっと置いておくのもありかもしれません。

いやはや、若い内に読みたかったな、この頭の状態で。

面白かったです。

自虐的なユーモアあり、耳が痛い話しもあるのですが、それだけではなく、70代を過ぎても、美とダイエットの追究をされていて、頭が下がります。

少女漫画界で一時代を築いたお方でおられますからね、重みありますよね。

いくつになっても、これからこれからという前向きな姿勢には励まされます。

私はまだ、四十路なんですよね。

まだまだやりたいこと、沢山チャレンジしていいんだなと励まされますよね。

先生は有閑倶楽部という漫画をお描きになっておられるんですが、彼らのその後の人生もチラッと載っていたり。

この本で知ったのですが、先生は一線を退いておられるのですね。

なんというか、天晴ですよね。

ちゃんと計画的にキャリアを積まれて登り切ったのはすごいなあと思います。

私はマジで行き当たりばったりですわ。

でも、本当にやりたいことあったら、死ぬ気でやりたい(あくまで希望)。

その時のチャンスは逃したくないですよね。

まあ、とにかく人生は長い。

どこにチャンスがあるのか、分からない。

先生のように、まだまだ諦めず、悪あがきするのも悪くないのかもしれない。