桐野夏生著です。
私、この作品、週刊文春の連載で読んでいました。
しかも、高校生の時に。
ところで、このブログを読んでくださってる男性の方は、女性に対してどんなイメージ持たれてますか?
可憐で、コロコロ笑って、清潔感と女の子らしさあって、みたいな想像されますか?
深窓の令嬢のようなイメージを持たれていますか?
この作品読んだら、そんなイメージ吹き飛ぶよ…。
女の嫌らしさがこんこんと描かれています。
高校生の時の私は、食い入るように読んでいました。
女性に対して夢見がちな方に読んで頂きたいですよね。
もし、恋人ほしいなあ…とか、女の子と親しくなりたいなと思っている方に、女性への基礎知識として読んでおくのもありかもしれません…。
この作品、男性だけではなく、女性も、あー、そうそう女ってこういうとこあると共感できると思います。
美人と不細工、そういう格差ありますよね。
それだけじゃない、見た目で上を見上げたり、下に見て見下したりしますよね。
多かれ少なかれ持ってる。
私も持ってる。
女子の生態がよく描かれてると思います。
まあ、こんな女性ばかりでもないと言えばないんですがね。
基礎知識で知った上で、出会いの場にいかれるのもいいかもしれないと四十路のお節介おばさんは思うわけですよ。
女一人で国滅ぶことあるからね、マジで。