十二国記シリーズ

小野不由美著です。

異空間ファンタジーなんですけど、私はなんとなく古代中国なイメージあります。

この物語の世界では、国が十二国あって、それぞれが独立してます。

そして、それぞれの国々を扱ったシリーズがあります。

この世界では、お互いの国を攻めることは出来ません。

そうすると、攻めた方の国が滅ぶそうです。

で、国王とそれを支える麒麟と呼ばれる者たちが国を統治しています。

国が栄えていると、国王も麒麟も人間の寿命よりも長く生きることが出来ます。

しかし、ひとたび道を外すと、麒麟が病気になり、国が滅びます。

面白かったなあ。

ファンタジーだから、全然自分と関係ないと思っていたけども、ファンタジーを通して成長することもありますよね。

説教受けている時には頭のなかに入っていかないけど、やり方を変えて物語を通してだと、スッと入っていく感じ。

この物語、皆さん何か背負ってるんですよね。

なんで自分がこんな目に、みたいな感じがあったりするんですが、物語を通して、自分なりの答えを見つけていく、という印象を持ちました。

私はこのシリーズを読んだ時、心がしんどい時期でしたので、共感しながら読んでいました。

よく作り込まれているなあと思います。

色んなファンタジー小説をこのシリーズで読んでるみたいで、楽しいです。