以前紹介した、いつか君へより前のシリーズです。
35周年を記念に出版されたそうです。
いつか君へと同じく、色んな小説家が青春をテーマに書かれております。
面白かったです。
野球で例えると、いつか君へシリーズが変化球なら、あの日君とシリーズはストレートですね。
青春ってこんな感じだろ?みたいな王道感ありました。
まあ、でも、中には、シュート回転気味のストレートもありますがね。
いつか君へを読んだ時は、色んな青春あるなあと外側からじっと見つめている感ありましたが、あの日君とは、あーそうだったな、学生時代って、という感じ。
私も同級生の女の子に淡い気持ち抱いたことあったなあ。
近付きたくて、近付いて、その子に打ち明け話をされた時に、その子と距離が縮んだと思って、心弾んだことあるし。
そうそう、すごく安直だけど、青春ってなんかスポーツと直結してるとこあるんですよね。
なんなら、運動部の男の子たちの眩しさを今でも覚えている。
でもって、私、一人浮いてたなあ…と本を読んで思い出す。
懐かしいわ。
また戻りたいかと聞かれたら、ノーですね。
遠い過去を目を細めて、本を読んで思い出すのがやはり粋だと思います。
なんの為に年取ってるのか分からなくなるしね。