内田樹著です。
結婚する予定も今のところないくせに、結婚生活とは何ぞやを勉強するアタクシ。
面白かったですね。
男性側の意見として、結婚生活を続けるに至ってみたいなのが垣間見られました。
まあ、色んな男性がおられるのを承知の上で言いますが、男性は結構ロジカルに考えているんだなあという印象を受けました。
あんまり読んだことはありませんが、女性が書かれた本だと、もう少し感情的になる気がします。
男性は疲れて帰って来るから、優しく！とか。
こちらの本だと、男性は疲れて帰ってくるけども、その時、二人が機嫌よくいるためにどうしようかみたいな感じですかね。
まあ、でも、男性側も女性側もどちらも、赤の他人と暮らすけど、どうやって仲良く暮らすか、思いやりと工夫で乗り越えましょうということを言われてますね。
思ったのは、こんな風に思いやれたら、結婚生活はきっと長く続くだろうなあ。
あとは、結婚に臆病になっている人へのアドバイスもありました。
経済のことや、社会のシステム、雇用のあり方まで話しが進んでいったのは、多分結婚が本人たち以外にも関わりがあるからなんだろうなあ。
まあ、いいなと思ったら、結婚してみるのもありなんか…？
情報に惑わされず、自分の価値観で。
