デートクレンジング

柚木麻子著です。

あらすじで、全てを捧げたアイドルグループ、デートクレンジングが解散して、追い立てられるように婚活すると宣言した実花に、主人公の佐知子はあれだけ好きだったじゃないか、どうしたんだ、急にと心配するのですが、佐知子も大切なことを言えなくて…みたいなストーリーなのですが、私、失敗繰り返しながら、真実の愛とは?ってなるのかなって思ってた。

違ってた。

なんか読んでて、ダイエットに似てるなあと思った。

私も前までダイエットしてたのですが、ただ体重を落とすだけじゃないんですよね。

太った原因を見つめなければならないんですよね。

自分の生活習慣を変えることなんですよ。

それは自分の心の闇と向き合う作業でもある。

婚活と似てるなあと思いました。

婚活ってただ相手を見つけるだけじゃないですよね。

自分の心と向き合う作業をしなきゃいけないですよね。

家族関係とか、自分の性格とか。

あと、リミットというのもキーワードでしたね。

結婚適齢期、出産のリミットなどなど。

なんだかんだ言って、保守的なのは否めない。

結婚は最強の切り札だったりもする。

そういうことに惑わされてるのかもなあ。

なんて無責任な発言ですね。

本を通して思ったのは、結婚で幸せになれる人もいるし、向いてない人もいる。

まあ、自分を見つめることでしょうね。