モテない方の人

学生時代、全くという程、モテなかった。

告白されたことありませんねえ…。

モテたくなかったと言えば、嘘になる。

と言っても、自分の好きな人にモテるというのが前提ですよね。

とにかく、モテなかった。

身に付けているものも女の子らしくないし、ましてや、見た目を気にしてないんだから、そりゃあモテんだろう。

モテたかったですねえ、当時は。

目立つグループの男の子たちに、いい感じに私のことが視界に入って、なんかもういい感じに私の魅力伝わって、ときめいてくれ!とか思ってましたよね。

そんなことは起こるわけもなく、近づくことすらなかったが。

その反動?からか、女友達は女の子らしい子が多かった。

目立つタイプの子たちではないのですが、女子の嗜みをわきまえてて、隠れモテタイプですよね。

私が一番憧れるタイプのモテでした。

そういう子たちの側にいたのに、私は何も学習しとらんかったんかいと言わないでくれ。

モテたいんだけどさあ、違うんだよ。

私とは系統違うんだよ。

隠れマドンナタイプじゃないじゃんか…どう考えても。

いかん、話し逸れた。

とにかくそんな女友達たちといて、私はモテない方の人だった訳です。

当時は切なかったけど、今思えば、非モテも楽しかったな。

上手く表現出来ないけど、哀愁漂ってて、モテないな、この思いを歌にするかい、ねえ母さんみたいなのよかったな。

昔の私にその非モテ、今後の糧になるよと伝えたい。